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電気自動車だけがエコじゃない?車選びで未来を守る方法

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!

今日は少し真面目なお話をさせてください。

地球規模で大きな問題といえば「戦争」「地球温暖化」ですよね。

 

特に温暖化は、私たち一人ひとりの生活に直結しています。

 

 

温暖化の原因としてよく挙げられるのが温室効果ガスの排出です。

 

二酸化炭素(CO2)が主犯と言われていますが、他にもさまざまな要因が議論されています。

 

現在、世界中で「2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする」という大きな目標を掲げています。

 

そして、私が住む大野城市も例外ではありません。
 

「ゼロカーボンシティ 大野城」を宣言し、地球環境の改善に向けて一歩ずつ取り組んでいます。


お客様の環境意識が高まっています!

最近では、環境を意識した選択をされるお客様が増えてきました。例えば:

  • 電気自動車で地球に優しい生活を始めたい!
  • ハイブリッド車に乗り換えてエコなカーライフを送りたい!
  • 今の車を修理しながら大切に乗り続けたい!

といった声を多くいただいています。

こうした意識の高まりは本当に素晴らしいことですね✨


でもちょっと待って!

環境問題の「正しい理解」が重要です

実は、電気自動車やハイブリッド車が必ずしも「地球に優しい」とは言い切れない場合があります。

 

その理由をわかりやすくご説明します。

1. 電気自動車の製造過程が環境に与える影響

電気自動車やハイブリッド車に使われるリチウムイオン電池の生産には、多量のエネルギーが必要です。

 

その過程で大量のCO2が排出されます。
 

また、リチウムを採掘する際には、土壌の劣化や水質・大気の汚染が発生することが問題視されています。


2. 走行距離が少ない場合は逆効果?

電気自動車やハイブリッド車は、長距離を走るほど環境負荷を軽減できます。

 

しかし、あまり距離を乗らない場合は、その製造時のCO2排出を上回る環境負荷が発生することも。
 

「地球のために」と思って選んだ選択が、逆に温暖化を進める可能性があるのです。


3. 日本の電力事情も重要

日本の電力供給の約70%以上は火力発電です。


つまり、化石燃料を燃やして作った電力で電気自動車を走らせると、効率が悪いだけでなく、かえって温室効果ガスを多く排出してしまうおそれがあります😱

 

具体的にはこうです:

  • 火力発電で電気を作る → 電気を充電する → モーターで走る
    このプロセスではエネルギー損失が大きく、結果的に効率が低いことも。

一方、ガソリン車は燃料を直接エンジンで燃やして動くため、意外と効率的な場合もあるのです。


4. リチウムイオン電池の廃棄問題

使用済みのリチウムイオン電池は適切に処理しないと、土壌汚染や環境破壊につながるリスクがあります。

 

さらに、焼却処理を行う際には、再び温室効果ガスが発生します。


5. ボルボの撤回した計画

2021年にボルボが「2030年までに完全なEVメーカーになる」と宣言しましたが、後に撤回したことも注目すべきポイントです。

 

電気自動車一本に絞るのではなく、柔軟な選択肢を残すことが現実的との判断との事でしょうか!?

 

6、長く乗ることがエコとされる背景

一方で、「車を大切に使い続けることがエコ」とされる考え方には以下のような理由があります:

  1. 製造過程のCO2排出を考慮

    • 車の製造には多量のエネルギーが必要で、CO2が大量に排出されます。頻繁に新車に乗り換えると、製造時の環境負荷が蓄積されることになります。
  2. 資源の有効活用

    • 車を長く使うことで、新たな資源採掘や製造エネルギーを抑制できると考えられています。

どちらが正しいか?状況次第

車を長く使うか、最新技術の車に乗り換えるかは、個々の状況や車の性能によって変わります。

乗り換えた方が良い場合

  • 現行の車が燃費が悪い、排ガス規制に対応していない場合。
  • 年間の走行距離が多く、最新車の高燃費性能を最大限に活かせる場合。

長く使うのが合理的な場合

  • 製造時の環境負荷が高い車(特に電気自動車やハイブリッド車)で、まだ十分に走行可能な場合。
  • 年間の走行距離が短く、燃費性能の差がトータルで大きく影響しない場合。

どちらもバランスが大事!

環境に配慮した選択をするには、以下のような基準を考えるのが良いでしょう:

  1. 車の状態をチェックする
    • 修理して延命するのにコストがかかりすぎる場合は乗り換えた方が合理的です。
  2. 新車の技術を評価する
    • 最新車の燃費や排ガス性能が著しく向上している場合、早めに乗り換えることで長期的に環境負荷が低減します。
  3. 個人の走行スタイルを考慮
    • 年間走行距離が多い場合、最新の高燃費車が大きな環境貢献をすることがあります。

結論:持続可能なカーライフの選択

どちらが「正しい」というよりも、車のライフサイクル全体で環境負荷を最小限に抑える選択をすることが重要です。


つまり、「必要以上に早く乗り換える」ことも「無理に古い車を維持する」ことも、両方が環境負荷につながる可能性があるため、バランスが肝心です。

 

そのため、最新技術に目を向けながらも、車の状態や用途を見極めることが最適なアプローチと言えるでしょう!


じゃあ、どうすればいい?

電気自動車やハイブリッド車は確かに環境負荷を減らす大きな可能性を秘めています。

 

ただし、それを選ぶ際には「自分の走行距離や利用環境」を考慮することが重要です。

また、次のポイントを意識することが鍵です:

  • 再生可能エネルギーの普及を支えること
  • 正しい情報をもとに選択をすること

まとめ

「電気自動車=環境に優しい」と短絡的に考えるのではなく、その裏にある製造過程や電力事情をしっかり理解することが大切です。

 

私たち一人ひとりが、正しい知識を持ち、賢い選択をすることで、未来の地球を守ることにつながります🌍✨

 

地球温暖化に本気で向き合うために、ぜひこれからも一緒に考えていきましょう!