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今回は前回の続きとして、私が思う「世界を代表する車メーカーの特徴」について語ってみたいと思います。
車好きなら一度は耳にしたことがあるメーカーばかりですが、それぞれの魅力を掘り下げながら、最後に日本メーカーの現状についても考えてみます。
フェラーリ
最先端の頂点を目指す「スピードの王者」
フェラーリは他の追随を許さない圧倒的な存在感があります。
彼らの目的はただ一つ──F1で勝つこと。
レースで勝つ為に市販車を販売すると聞いた事があります。
そして、その技術を市販車に反映させることで
「スポーツカーのトップブランド」としての地位を維持しています。
コストを度外視し、最高の車を作るために全力を尽くす。
その姿勢こそが、フェラーリをフェラーリたらしめる理由です。
ポルシェ
伝統を守る「911の魔力」
ポルシェと言えば、やはり911。
この車に憧れたことがある方も多いのではないでしょうか?
私自身、911に憧れ993を以前所有してました。
残念ながら度重なる故障に根をあげて手放しましたが、私が思う最高の車は911と思います。
特徴的なフラット6エンジン(水平対向エンジン)を60年以上も採用し続け、リアエンジン・リア駆動という独自の設計を守り抜いています。
経営悪化によりフォルクスワーゲン傘下に入ったものの、「911」は今でも作り続け多くのクルマ好きにとって永遠の憧れであり続けています。
ベンツ・トヨタ
オールマイティな「王道」メーカー
ベンツとトヨタは、私には似ている部分があるように思えます。
高級車、SUV、スポーツカーと、どのカテゴリーでも一定の水準を超える完成度を提供する「万能メーカー」。
時代や市場の変化に柔軟に対応しつつ、どの車種でも信頼できるのがベンツ・トヨタの強みです。
BMW
直列6気筒へのこだわり
BMWと言えば、ストレートシックス「直列6気筒エンジン」
この形式を貫き続けるその姿勢は、ファンを魅了し続けています。
実は日産もかつて直列6気筒エンジンを得意としていましたが…
L型RB型の後継は残念ながら今はありません
スズキ
小型車の「名匠」
忘れてはいけないのがスズキです。
グローバル展開している日本の誇る小型車メーカーとして、軽自動車市場では右に出る者はいません。
グローバルショップ福岡でも自信を持ってご提案出来るメーカーです
「アルト」は45年、「ジムニー」「キャリー」は50年以上もの間販売を続けています。
この「続ける」という意地とこだわりこそ、スズキの強みです。
こだわりを捨てたホンダと日産の現状
ここまで「こだわり」を守り続けるメーカーを紹介しましたが、一方で最近のホンダと日産を見ていると、少し寂しい気持ちになることがあります。
日産はかつてL型やRB型といった名機を生み出し、ターボエンジンで世界を席巻しました。
しかし、現在はその技術を活かすことなく電気自動車に注力。
かつての「こだわり」が薄れているように思えます。
ホンダも同様です。
軽自動車市場でかつて大成功を収めた「N360」を開発したにも関わらず、2006年の「ゼスト」を最後に軽自動車から一度撤退。
2012年に「N-ONE」で再挑戦しましたが、現在のラインナップは「Nシリーズ」4車種のみ。
さらに商用軽自動車「アクティ」も廃止され、ラインナップは縮小しています。
こだわりと意地が生む「ブランドの力」
世界を代表する車メーカーの共通点は、**「こだわり」と「意地」**を持ち続けていることではないでしょうか。
目先の利益や流行に惑わされることなく、自分たちが信じる技術や哲学を貫き、作り続ける。
それがブランド力を高め、ファンを増やしていく秘訣だと思います。
製造メーカーとして一番妥協してはいけないのは、自分たちの「核」を見失わないこと。
ホンダも日産も、かつての輝きを取り戻すためには、自分たちの原点をもう一度見つめ直す必要があるのではないかと思います。
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