【大雨時の車の水害リスクと注意点】
〜見た目は大丈夫でも、数日〜数年後に症状が出ることも〜
皆さま、いつもグローバルショップ福岡をご利用いただきありがとうございます。
記録的な大雨が続いておりますが、お客様やご家族の皆さまは安全にお過ごしでしょうか。
今回は、大雨や冠水路を走行した際に起こり得る
「車の水害リスク」について詳しくお伝えします。
車は水にとても弱いです。
ニュースやSNSで、水しぶきを上げて走る車の映像を見かけますが、実際には車は水に弱く、思わぬ故障を招くことがあります。
水深の目安
• 5〜10cm程度の水たまり → 基本的には走行OK
• タイヤの3分の1以上(軽自動車で約15〜20cm) → 要注意
この深さを超えると…
• ハブベアリングが傷み、数日〜数か月後に「ゴォー」という異音が発生
• 室内に水が入り、シート下のリチウムイオン電池や配線、電子ユニットがショートし高額修理が必要
走行後はすぐにエンジンをかける必要はありません。まずは外観や室内の状態をチェックしましょう。
• ライト周りに水滴がある場合 → 早めにご来店ください
• 室内に水が入っていない場合 → 一先ず安心ですが、油断は禁物
• 室内に水が入っている場合 → 数日で異臭が発生します
エンジンオイル・ミッションオイルへの水混入が無いか?
冠水時、エンジンやミッション内部に水が入り込むことがあります。
この場合、オイルが 白く濁った乳化状態 になります。
乳化している場合は絶対にエンジンを始動しないでください!
始動してしまうと、内部部品が損傷し、修理費用が高額になる恐れがあります。
オイルキャップやディップスティックで色を確認し、異常があればすぐに整備工場へ。
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数か月〜数年後に出る遅発性トラブルもあります。
ハブベアリングの不良
• 最も多い症状
• 冠水走行から数か月で異音が発生することが多いです
サイドブレーキの固着
• サイドブレーキはワイヤー式
• 水が混入するとワイヤーが錆び、数か月〜数年で固着
• 最悪の場合、ブレーキが解除できなくなります
ガソリンコックのワイヤー固着
• 同じくワイヤーに水が入ることで錆びが進行
• 必ず症状が出る前に「重い」「引っかかる」などの違和感があります
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違和感を感じたらすぐ点検をお願いします
• ブレーキ、ワイヤー類、ベアリングの違和感
• オイルの色や臭いの変化
• 室内の異臭
これらは全て早期発見・早期対応が肝心です。
• 冠水路はできる限り避ける
• 走行後はライト・室内・オイルの状態を確認
• 遅れて出る症状もあるため、定期的な点検が重要